元東大生が果たして東大を中退してよかったのか考察するブログ

東大の近くを歩いていたら、偶然、東大の卒業式に遭遇してしまったことをきっかけに始めたブログです。

合格してすぐに分かった東大入学の価値と、その仕組への批判

東大に合格すると

すぐに

 

東大に合格するってこういうことなんだ

とエリート意識を過剰にする出来事があります。

 

記憶を掘り起こして書いてみました。

ぼくが東京大学に入学したのは2011年

ただ、残念ながら楽しみにしていた日本武道館での入学式はなかった。

 

わかる方はすぐにピンとくると思うが、

2011年4月。その一ヶ月前には東日本大震災があった。

 

あの自粛ムード。

冷静に考えてると意味わかりませんよね。

 

経済的大損失があったからこそ、

経済を回すような活動をすべきなのに。

 

それはともかく、、、

 

合格発表は2011年3月10日

 

自分の番号があることを確認すると、

早々に高校に報告。

 

そして、特待生として所属していた東進ハイスクール

いろいろ依頼をされました。

 

安田講堂をバックに写真を取り、

 

↓ これですね。東大といえばこの建物 

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その年の合格者で集まって集合写真を取り、

 

↓ この画像の下の方にあるやつですね。すごい待たされた笑

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出典

www.toshin.com

 

東大合格者アンケートを書き、

その後、高校への報告をしに行きました。

 

この東進との一連のやり取りで

ぼくは東京大学、東大生という冠がなかなかすごいことを知ります。

 

ぼくは面倒くさがりで有名で、

余計なことは出来る限りしないという信条です。

 

にも関わらず、写真を2回も撮られ、

アンケートにも協力したのは、、、

 

 

とてもシンプルに

 

報酬が出るから

 

です。

 

安田講堂バックの写真で1万

集合写真で5千円

アンケートでも5千円

 

とかそれくらいだったはずです。

※間違ってるかもしれませんが、大体2万円くらい持って帰った気がします。

 

これすごくないですか?

 

ただの高校生にとって、2万円は大金です。

 

これは数時間でいただける。

 

あー、東大生になるってこういうことか

 

と感じました。この時点でぼくはダメな奴思考に染まり始め、

 

東大生になったら人生イージーモードだわwww

と世の中をナメるようになります。

 

 

ここで知ってほしいのは、

 

きっとずっと超一流の学年の半分が

東大に行くような高校の出身者であればともかく、

 

ぼくのように都内とはいえ、精々10人くらいしか東大がでないような

学校出身者がこうもチヤホヤされると図に乗ります。

 

こうした東大礼賛社会である日本国において、

東大に入ろうとするのは合理的な選択だとは思います。

 

それが世界的規模で見て、とかそういう話は置いておいて。

 

だって、イージーですもの。

東大生ってだけで特別扱い。

 

そして、更に言いたいのは

 

だから日本はダメなんだよ

 

と。社会にでる準備期間に入ったばかりの人を

そんなにチヤホヤするなよと。

 

逆にこれからが大変だぞ。

死ぬ気で勉強しろと煽って欲しい。

 

東大合格者数を商売にする予備校や高校は特に、

東大礼賛辞めたほうがいいかと思いますよ。

 

東大なんて大した大学じゃないよ。

極東の小さい島国の現地の言語ばかりが飛び交う

閉鎖的な大学ですから。