元東大生が果たして東大を中退してよかったのか考察するブログ

東大の近くを歩いていたら、偶然、東大の卒業式に遭遇してしまったことをきっかけに始めたブログです。

高卒で就職する人を見たことがない東大生たち

ぼくの高校は一部のスポーツが一流の人を除いて、

大学に進学します。

 

それは浪人する人も含めてですが、

必ず大学に行こうと考えてます。100%です。

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当たり前のように感じていました。

都内のそこそこまともな偏差値の中高一貫校

通っている人は同じく当たり前だと思ってません?

 

大学進学するの

 

でも、大学進学率ってだいたい50%みたいです。

www.garbagenews.net

 

これでも高いなと個人的には思っていますし、

 

大人は半分の人が大学に行くなんて

すごい時代になったもんだ。

 

とよくおっしゃっています。

 

でも、半分の人は大学に行ってないんですよ。

 

これ、当たり前なんですけれど、

正直言って、全く現実味がないんですよね。

 

ぼくの出身高校で就職しようなんて

考える人はただの1人もいませんでした。

 

そして、それを当然のように考えていました。

 

けれど、ぼくは公立小学校。

しかも結構荒れている地域の。

k-endo.hateblo.jp

 

成人式を迎えた際の同窓会で

その大学進学率50%の現実を思い知らされます。

 

簡単に今、何やっているのか?

自己紹介をしていくと、、、

 

企業に勤めて、営業やってます

とか

電車の運転手やってます

とか

専門学校に通って、美容師目指してます

とか

 

そういう話が当たり前のように出てきます。

 

結構衝撃的でした。

 

大学進学率は半分。

知ってました。

 

けれど、自分の知っている人たちが

大学に行かずにすでに社会に出ている。

 

盲目的に信じていた、いいことだと考えていた

大学進学は果たして、いいことなのか?

 

ここで初めて自分に問いかけることができた気がします。

 

 

環境ってすごいですよ。

何度もこのブログ内で言っていますが。

 

信じちゃう。というか

信じるも何も自分が人間であるということに

何ら疑問を抱かないのと同じく、

 

大学進学に対して、何ら疑問をいただきません。

そして、高偏差値の大学に行ったほうがいい。

 

何ら疑問を抱きません。

 

この日本において

多様性のある世界はそんなになくて、

 

わかるよね?

という無言の圧力というか

 

当たり前があって、言わなくてもよい。

疑問は持たない。

 

だからこそ、公立小学校に行ったほうがいい

みたいな話をしましたが、

 

その後もやっぱり当たり前を疑うためには

多様性のある環境が必須だと思います。

 

あるいはそういう問題提起をしてくれる人が

いないと怖いなと思います。

 

あなたの当たり前は誰かの非常識

であることもあり得る。

 

なにか思い込んでないか?

 

自分を無意識に縛っていないか?

 

考えたら、

もっと人生楽しく生きられると思いますよ。

 

もちろん東大に行く奴らの周りには

高卒で就職する人もいなければ、

 

いわゆるFラン大学に行く人もいないですよ。

とてもまれ。

 

こういう話をして欲しかったなと思います。

そしたらもっと生き方を真剣に考えて、

 

大学に無駄に時間を使わずに

済んだんじゃないかと。