元東大生が果たして東大を中退してよかったのか考察するブログ

東大の近くを歩いていたら、偶然、東大の卒業式に遭遇してしまったことをきっかけに始めたブログです。

東大中退への道のり① 〜1枚のチラシ〜

私が東京大学を中退するきっかけになったのは

休学したことです

 

理由ではなく、中退する手前に休学をしたことが

中退を後押ししました。

 

では、その休学のきっかけについて話したいのですが、

最近大学生に大学を休学させることで儲かる人たちが

いるみたいですね。

 大学はつまらないらしいです。

 

そこに耐えて、役に立たないテスト対策やら、

興味のない論文を書いて、

 

並行して、サークル活動とか任意団体にて

ワイワイ楽しんだり、就活に向けて、リーダーシップを学んだり

 

バイトで遊ぶカネを稼いだり、

 

まぁいろんなことをするわけですが、

その王道的流れに耐えられない人が出てきます。

 

その人を誘引するのが

大学生の休学を利用して、お金儲けをする人たちなのです。

 

休学=カネ

の図式がどう成り立つのか?

 

を私の経験を語りつつ、

説明していきます。

 

注釈

大学が嫌→休学

という流れで休学をしない人もいます。

 

◯◯がしたい→休学

よくあるのは留学ですね。いい悪いではないのですが、

この図式の休学をする人は環境が許すならぜひ休学して、

知識見聞を広げてほしいものです。

 

ただ、、、

 

大学が嫌→(何かに感化される)→◯◯したい→休学

の人もいます。

 

この話を今回扱っていきます。

 

では、私の休学ストーリーです。

 

大学1年の夏。

 

ぼくは焦っていました。

憧れて入った東大。

 

夢のキャンパスライフ。

 

東大に入れば、

東大生なら、なんでも叶うと思っていた。

 

しかし、4月の入学時から7月のテストまで

私の目の前に面白い出来事はなかった。

 

単調な講義、平穏なバイトの繰り返し。

 

サークルはバスケサークルに行ってみるも

全く続かなかった。一回だけだったかな。

 

講義自体はそこそこ面白い時もあるが、

本を読めば分かる話ばかり。

 

さっと予習を済ませ、受験生時代には

ほとんど触れてこなかった歴史の勉強や

 

それにともなって宗教や哲学、経済の勉強をする

モラトリアム真っ盛りな生活を送っていた。

 

 

面白かったのだが、このままでは

よくいるエリートになることが目に見えていた。

 

外資コンサル、金融、

あるいは商社、官僚でもいいね。

 

なんていうつまらないエリート。

そして、それに妥協してしまいそうな

流されてしまいそうな自分が怖かった。

 

そこで目にした一枚のチラシ。

 

技術を社会に活かす

シリコンバレーを日本に作る

 

ぼくは震えた

会いたくなった

 

いや、そういうふうに考えている人が

東大にいるのか。

 

周りの同級生たちは

やれ彼女だ、彼女だ、彼女だと

単位だ、単位だ、単位だと

 

つまらない話ばかり。

 

まぁ裏にはいろんな思いはあったと思います。

 

ただ、なかなか表立って

そういう話をしたことはなかったし、

許される空気でもなかった。

 

そこでこの言葉。

 

説明会があるらしい。

行くしかないと思いました。

 

この出会いで、

ぼくの全てが変わります。

 

エリートの約束された人生が一変します。

 

次回に続きます。